book もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

本稿について

本稿はサイト運営者が学んだことなどを記したメモの内容です。
全てが正確な情報とは限りません。ご注意ください。また修正するべき点は適時修正していきます
人を活かすことや、社会貢献(周りの環境への影響)が自分の組織に返ってくるという通説をイメージしやすかった。
悪いことをすれば悪くなるし、良い行い(社会へのメリット)をすればよく返ってくる。
他の部活や野球教室の生徒など。

全ては顧客から始まるというのはよく聞く。
野球部にとっての顧客というのは難しい。

野球部は会社と違ってお金を利益を得るものではない。
強いて言えば野球部に関わってくれる時間が利益となるだろうか。家庭科部や吹奏楽部が時間を割いてくれるようになったことが利益が増大していったことになるのだろうか。

役割や責任を与えてやりがいや働きがいを与えるのはよく書いてあることだが、

練習が魅力的ではないという考え方は自分にとっては斬新だった。
それを魅力的にする方法というのもゲーミフィケーションにつながるものがあるなと感じた。

練習の結果をデータとして見える化したのは良い手段。

確かに試合の結果はすぐに誰がみてもわかるものなので、面白くて魅力的。
対して練習は、結果はすぐには見えないので、ゲーミフィケーションと照らし合わせても面白くはない。都度練習の結果をデータとして見える化。フィードバックが返ってくるようにするのは大変面白いと思った。

イノベーションをするために練習方法を極端に絞ったのも印象的。

小説として面白かった。リアルとして考えると都合がいいところがちょこちょこあるが、それはそれとして。

[オーディオブック]
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